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お役立ちコラムcolumn

トラブルが減る!順番・交代・ルール理解を育てるおうち遊び5選

2026/1/16

目次
1. サーブ&リターン読み聞かせ「合いの手BOOK」
2. キッチンタイマーで「60秒・交代プレイ」
3. 「色で反応!」スピードカップスもどき
4. 協力パズル「家族で1チーム・ミッションクリア」
5. 「お店屋さんロールプレイ」—値札と予約帳つき
なぜ「遊び」がトラブル減に効くの?
導入と運用のコツ(専門用語もやさしく)
よくある悩みへの対処
まとめ:今日から始める3ステップ
参考(興味があれば)
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1. サーブ&リターン読み聞かせ「合いの手BOOK」

ねらい:順番の意識/相手の合図を待つ抑制/ルールの共同形成
準備:お気に入りの絵本1冊。大人が“サーブ(投げかけ)”、子どもが“リターン(応答)”を交互に行う合図カード(○=話す/✋=待つ)を紙で用意。

遊び方

  1. 大人が1ページ読んだら「○」を見せ、子どもが擬音やセリフを“合いの手”で返す。

  2. 次のページは「✋」で“待つ”を体験。1ページごとに話す→待つを交代。

  3. 子どもが慣れたら、どこで○/✋を出すかを一緒に決める(ルール共同決定)

ポイント

目安年齢:2歳半〜小1(未就学は合図を大きく、低学年は自分で合図役も担当)

2. キッチンタイマーで「60秒・交代プレイ」

ねらい:交代の納得感/切り替え/見通し
準備:タイマー(スマホでもOK)、遊び道具は何でも。

遊び方

  1. まず「1回60秒」で合意。タイマーが鳴ったら必ず交代

  2. 待つ子には“観察ミッション”(次にやりたい技のチェックなど)を渡し、待ち時間の意味を持たせる。

  3. うまくいったら「90秒」「2回交代で1セット」など段階的ルール変更を共同で決める。

ポイント

目安年齢:3歳〜小3(年齢に応じて30–120秒で調整)

3. 「色で反応!」スピードカップスもどき

ねらい:抑制(間違えて手を出さない)/注意の切り替え/公平な順番決定
準備:紙コップ5色×各1、色カード(赤・青・黄・緑・黒)。ベルがあればベター。

遊び方

  1. 親が色カードを1枚めくり、「赤→青→黄」の順にタワーを作れた人が勝ち。

  2. 「黒カードが出たら手を膝に置いてストップ」の反応抑制ルールを追加。

  3. 勝った人は次の合図役を担当=順番のローテーションを内在化。

ポイント

目安年齢:4歳〜小4(カード枚数・並びの長さで難度調整)

4. 協力パズル「家族で1チーム・ミッションクリア」

ねらい:ルールの合意形成/役割交代/視点の切り替え
準備:ジグソーやマグネットブロック、LEGOなど。役割カード(探す人/組む人/監督役)を用意。

遊び方

  1. 1ラウンド3分。役割カードを順番に交代しながらミッション(例:角4枚→縁→中央)をクリア。

  2. 「監督役」は口出し禁止・指差しのみなどメタルールを設定。

  3. ラウンド終了後、役割の感想を30秒ずつ共有。

ポイント

目安年齢:4歳〜小6(役割の数とメタルールの厳しさで調整)

5. 「お店屋さんロールプレイ」—値札と予約帳つき

ねらい:順番管理/社会ルールの理解/役割交代
準備:紙幣(手作りでOK)、値札、予約帳(順番リスト)。役割カード(店員/客/警備員)。

遊び方

  1. まず営業時間(5分)と人数制限(入店は2人まで)を決め、予約帳に来店順を記入。

  2. 1回の営業を終えたら役割交代

  3. トラブルが出たら予約帳を見て“ルールに照らす”経験を共有。

ポイント

目安年齢:3歳半〜小3(値札や営業ルールを子どもが自作できると尚良)

なぜ「遊び」がトラブル減に効くの?

導入と運用のコツ(専門用語もやさしく)

  • メタルール:ゲーム外の約束(「ベルが鳴ったら全員ストップ」など)。まずメタルール→個別ルールの順で確認すると混乱が減少。

よくある悩みへの対処

  • 「負けると荒れる」
    → 協力パズルや非競争ラウンドを混ぜ、役割交代で成功体験を担保。

まとめ:今日から始める3ステップ

  1. 家族でメタルールを1つ決める(例:ベルで全員ストップ)。

  2. 5分×2ラウンドの短時間設計で成功体験を積む。

  3. ラウンド後は30秒のふりかえり(良かった交代/次に変えるルール)。

参考(興味があれば)

※本記事は2026年1月時点の知見をもとに構成しています。

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